帝王切開、精算でもめる。
後日、健診で行ったとき、
診療明細で疑問に思ったことを、会計の女性に尋ねる。
確認しますと言って待たされる。
ちょうど院内が静かになったタイミング。
女性がどこかに内線で質問している。
「○○さんが、母乳のパンフレット、
なんなら要らないんですけどーって言ってますけど」
ちょっと感じが悪い。
そして、黙ってもらっとけばいいのに的なニュアンスで聞こえる。
もしかしたら、以前から内部で問題になっていて、
病院側の対応を皮肉ったのかもしれず、
ここははっきりしない。
待たされる。
ここで、育児休暇中らしい女性が登場。
遊びに来がてら、体重を測りたいらしい。
職員同士、おっきなおめめ、とかキャッキャやっている。
ほほえましいが、こちらの心中穏やかでない。
赤ちゃんと親を車で待機させている。
世間話はいい、早くしてくれ。
そして、入院中に、支払い概算など色々と丁寧に説明してくれた、
できそうな事務の女性がやってきた。
曰く、
気持ちはわかるが、今から訂正はできない。
1月中に言ってくれたら訂正もできたが、今のタイミングではどうしようもない。
諦めてほしいと。
は??
は???
気持ちは分かる?
訂正はできない?
なにそれ・・
説明してほしいと言っただけなのに?
パンフレットは、皆買ってもらってる、
後の妊産婦のために、意見は伝える。
ミルクは飲んだと聞いている。
オムツはそういうもの。
そして、ここでもう一つ、思い出したことがあって、
それもぶつける。
入院中に、痛み止めと、母乳をよく出すための漢方を、
入院日数分、多量に処方された。
だが、痛み止めは途中で必要がなくなり、
また、母乳もよく出たため必要がなくなり、
それを看護師に伝えたところ、
返品してもらったら、いくらか返金できますとのこと。
数十円ですけどね、と笑っていた。
なので、不要だからと返した。
それを質問。
何も、数十円が惜しかったわけではない。
ただ、説明されたことが、診療明細に反映されていなかったため。
そうすると、あっさり、当院はDPC包括形式をとっているので、
薬がいくらとか、処置がいくらとか、細かく計算しないんですと。
そんな返金はあり得ませんとバッサリ。
いやいや、おたくの看護師に言われたんですけど。
と話すと、そうですか、と引っ込んで行き、
これです、と、DPC包括形式の説明が書かれた紙をペラリと見せる。
もう、あまりのことに、何も言えずに涙が出る。
情けない・・
まず謝れよ!!
もういいですと言って帰る。
母が心配して、見にくる。
顛末を話すと、関西のおばちゃんの母、
捨て台詞。
「なんや、騙されたみたいやね」
恥ずかしかったが、私も同じような気持ち。
会計の事務の女性たち、固まっている。
ただ視線だけ。
お大事にの一言も、謝罪もなく。
この悔しい体験が、新生児育児の日々に大きな影を落とすことになる。